ぱくっと! ワークショップフェスティバル2025 『劇場で宝さがし&読み聞かせ『長靴をはいた猫』の絵本を完成させよう!』無事に!

7月31日から8月3日まで!
芸術創造館では毎日ぱくっと! ワークショップフェスティバル2025が開催されております!
 
ひぐのワークショップ、『劇場で宝さがし&読み聞かせ『長靴をはいた猫』の絵本を完成させよう!』は無事に終了しました✨
 
本当に……本当に……!
楽しかったっっっ……!
 
舞台の上以外の、劇場の階段や廊下をあんなに大声出しながら笑って駆け抜けるのは、
初めてだったかもしれない。劇場って建物が、宝探しの場所になった!!

読み聞かせを始めようと、我らはおっきな本を開けますが……

ネコって文字が消えてる!!
うっすら白く残ってるだけ……!
そしてさらに、
 
ここには、ナニかがあったような空気が……でもないぞ!
てなわけで。
キッズたちに宝の地図を渡して宝を探しに行きます! 
宝って、文字と絵のこと。
結構、隠しました。
館内じゅうに。

 
キッズたちが、風のように走る。
その後ろ姿が、本当に本当にみんなピカピカに光って。
これって天使の羽が光ってんだろうか。
 
「ない、ない」って探しているキッズの目が、
ふっと何かを見つけた瞬間。

「あっ、あった!!」

と、叫ぶ。
これまた本当に、瞳が輝く。

宝探しの地図を活用するキッズもいるけれど、地図もヒントもなにも見ないで、
 
「こっちやと思う」 

という、直感だけを頼りに動くキッズもいる。
どっちもいい。
どっちだっていい。
ああ、これって演劇だなぁと思う。
探す方法はそれぞれ。
でも絶対なんか見つけだす。
そして、「あっ!」と瞳を輝かせる。
クリエイションは発見だもの。
 
あるキッズは、ネコの絵を見つけたとたんにこう言った。
 
「あたし、まいごになっちゃって、にゃあ」
 
そうだわ。
探してるんだから、ネコはまいごなんだな。
その子のなかで、ネコのお話がもう始まっている。
 
 
文字を見つけると、貼ります!
そして絵を見つけると、
 
 
やっぱり貼ります!
難しい感じの文字だって、貼っちゃうんです。
ちゃんとその場所に。
うっすら白い文字を頼りに、貼っていけちゃえるのです。
 
そしてみんなで走り回って宝を集めて、やっとデカ絵本が完成しましたら……!!
 
 
読み聞かせが始まるのです!!
ふぅ。やっと読み聞かせに行き着いたぜ。
 
本を読むひとは、でぐちやよいさん。
琵琶を奏でるひとは、荻山泊水さん。
 
キッズたち、自分たちで完成させたデカ本をじぃっと見て。
探した言葉が読み上げられるのをじぃっと聞いて。 
すごい集中力だった。
最後に、絵本のプレゼント。
デカ本はあげられないけど、ミニを渡す。
 
ああ、本当に本当に!
いいプログラムができたなぁ✨✨✨
 
またこのワークショップをやりたい!
気になった方はぜひ、ひぐまでご連絡くださいませ!
我ら「長ぐつをはいたネコ」チームは参上いたします!
 
どうしてこんなに宝探しって楽しいんだろうと、キッズたちと走りながら考えて。
絵や文字を見つけて、デカ本のところに戻って貼り付ける。
貼り付ける前に、また探しに行きたくなる。
探しているその過程が楽しいんだ。
なにがあるのかわからない一瞬先の未来がうれしいんだ。
これ、人生と一緒だと思った。
人は生まれた瞬間から、なんか探してしまうんだろうなぁ。
けれどナニを見つけるかは、じつはそれほど重要じゃなくて。  

探すって体験をしたい。
見つけるっていう体験をしたい。
探すってどんな感じなのか、見つけるってどんな感じなのか。
知りたいんだ。
感じたいんだ。
体験したいんだ。
 
演劇ってのは本当に、人間のことがよく分かる。
 
今日のワークショップの体験は、私にとっても「あっ」って瞳が輝くことばかりだった。
ありがとうございます。 

 
そしてゆるキャラアイドル登場!
この子は旭区のゆるキャラ✨しょうぶちゃん
子どもたちに大人気。
みんな「しょうぶちゃん!」って呼んでいた。
旭区民たちなら知っている!

ぱくっと! は、明日の8月3日まで芸術創造館で開催されております。
明日もしょうぶちゃんがどこかで姿をあらわすそうですよ✨
ふらりと芸術創造館に遊びに行ってみてくださいな。

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