蟷螂さんへ『彩雲リーディング2024』無事に終了しました。

蟷螂さんへ『彩雲リーディング2024』無事に終了しました。
 
ありがとうございます。
 
ご来場くださった皆さま、
お手伝いくださった皆さま、
俳優の皆さま、劇作家の皆さま、
南会所の一心寺さん、
 
そして蟷螂さん、ありがとう、ありがとうございました。
 
57548円の募金が集まりました。
国境なき劇団さんに託します。
どうぞよろしくお願いします。
皆さんの募金がこれからどのように広がっていくのか、
進展がありましたら、
Plant Mのブログとホームページでお伝えしていきます。
 
皆さま、本当にありがとうございました。
 
3年ぶりでした。
いつもの彩雲リーディング。
どんなスケジュールかというと。
 
12時から稽古開始。
16時30分からゲネ。
18時から休憩。
19時30分開演です。
 
俳優たちの力に本当に感謝です。
そこに、蟷螂さんもいたなぁと私は感じる。

私がそう感じるだけです。
だけどそれでいいと思っている。
私が感じた、ということは、私の世界でそれが起こった、ということだから。 

俳優たちにも、それぞれの世界が、
観てくれた皆さんにも、それぞれの世界が、
あの場所であの瞬間、立ち上がったのだろうと思う。
 
演劇というか、世界というのは、それぞれが感じることでいいと、思っている。
その感じていることが、たまたま、あなたと私で重なっているところがあったら、
私はとっても、うれしい。
 
それだけ。
 
 
強制することも、無理に共有することも、なくていい。
観てくださった皆さまが、それぞれに感じたことを大事にしてもらえたらいいなと思います。
 
はじまりは、そもそもホームページにも記載したように、宙ぶらりんの自分のためにでした。
そして今、思うことは、宙ぶらりんだった何かが着地したかというと、そうではないのです。
 
 
蟷螂さんが、確かに今まで存在してくれたこと。
今はその肉体はここにはないという現実。
なのに、プロジェクターで映し出された文字を読むと、
頭の中に響く声は、蟷螂さんそのものの声であること。 
 

蟷螂さんはここにいるし、ここにはいない。
ここにいるし。
ここいない。
20日に、南会所で、たくさんの蟷螂さんが確かにいた。
それぞれの中に。
 
 
着地をさせなければならない、という考えを、私はゆるく空にほおりなげた。

『彩雲リーディング2024』を上演したから、そう思った。
 
皆さま、関わってくださって、携わってくださって、見守ってくださって、
本当にありがとうございました。

コメント