『YAKISOBA』振り返り

海峡演劇祭参加の『YAKISOBA』が無事に終わりました。 
観に来てくださった皆さま✨
お手伝いくださった村上さん、桑島さん、そして主催の谷瀬さん✨
本当にありがとうございました!

門司港という場所にとっても興味が湧いたワタクシでございます。
港という場所は心惹かれます。
街なみはレトロ。
役所にレトロ課という課があると聞いてびっくり。
それだけ街全体がレトロで観光の場所なのですね。
こちらのタワマンのてっぺん。丸太を半分に↓切ったみたいなところ。
なんと住民のためのヘリポートなんですって。 びっくり。
海峡演劇祭の会場は関門海峡ミュージアムさんの中にあるホール。
この通りを抜けて、一番奥にホールがあります。 
門司港の歴史が分かるミュージアム。
2階に行くと、バナナの叩き売りの資料がありました。
そしてこんなポスタァも。
このミュージアム内で最もひぐの心を掴んだものです。
バナナが俺を呼んでいる。
会場が超素敵。
なのにファイナルとはさみしいなぁ。
今度は舞台じゃなくて客席側を存分に使って何かできそうだなぁとか、
考えてしまいました。 
日本中に素敵なホールはきっとたくさんあって、
だけどそれがどこまで本当に活用されているのかしら……って、少し悲しくなりマスね😢

なんと✨
アグリーの頃にお世話になった葉山くん✨
ひとり芝居フェスティバルも一緒だった葉山くん✨
そうです!
北九州だもの!
葉山くんが来てくれました!
石畑くんに勇気と、焼きカレー情報をくれました! 
わあ💖ありがとうです。
本当に。
そしてさらに✨
泊くんが!!
「公演は観に来れないけど」と、忙しい合間をぬって顔を出してくれました。
わあ💖ありがとうです。
本当に。
アグリーの頃、大阪・東京・北九州の三都市をツアーにしておりました。
劇団は超やり手で超優秀な座長池田さんが(石畑くんに説明するときに、「上沼恵美子とトランプ大統領を足して割った感じ」と言ったら吹き出していた)グルグル回してくれていて、
私はただひたすら閉じこもってナイフを研いで(暗喩です)
世界の終わりにはみんな壊してそして自分も死のう、
とかワケのわからないことを考えていました。
 
若いって恐ろしいわね。
 
そんな時代にお世話になった泊くん。
葉山くん。
飛ぶ劇さん。
あの時も、今もありがとう。
年を取るって素晴らしいわね。 
生きていてよかったと思えます。
 
繰り返し上演している『YAKISOBA』 
石畑くんの中にしっかり存在していて、
さて私はなにができるだろうかと今回とても考えた。
 
「セリフは頭じゃなくて身体が記憶しているように思う」
 
と言った石畑くんにとても納得する。 

覚えているものを忘れ、
また覚えなおし、新たに捉える。
 
と、ひとつの導きを自ら出した石畑くんに、
そうか、私ができることは、何度でも何度でも、同じことだとしても、
今、見たことを、伝え続けることだけなんだなと思った。 
今回、ものすごく悩んで迷って、そんでまたアップデートしてNEW石畑になったのだろうなぁ。俳優は本当に「俳優」という生き物だと思う。 
 
いつも思っていることを、再度、北九州にて思う。
 
人間の人生の構造というか、システムというか、
人間の生の法則を、ぎゅっと凝縮したのが「演劇」なんだなぁ。
 
我ら人間はよく忘れる。
だから生きていられるし、
だから思い出すこともできるのだ。

さて名物の焼きカレーも食べて、
 
門司港の美しい海の夕日も見た。
 
北九州のみなさんにいっぱいありがとう。
また『YAKISOBA』は上演されますのでね。
ありがとうございます。

コメント