路地裏の舞台にようこそ2023
『路地裏BABY』&『路地裏LADY』が無事に幕を閉じました!
観に来てくださったみなさま、ありがとうございました。
rojibutaのスタッフのみなさん、ありがとうございました。
今年も参加させてもろて感謝です。
いろんな皆さんに手伝ってもらいました。
ほんとに。
ひぐはパンフの数、見誤ってばかりでした。。。
今年はひと花センターで上演。
この場所で公演が出来て良かったなぁと思うのです。
センターの水谷さんが、そっと教えてくれました。
グラウンドの土を整備して、ベンチを拭いてくれているおいちゃんがいるって。
見ると、土が綺麗な模様を作っている。
箒ではいてくれたアト。
誰かが何かを自発的に手伝ってくれている。いつもひと花には来ないおいちゃんが椅子に座って観てくれていたって。
なんかやってるから観てみよか、みたいな。
いつもとはちょっと違う流れが生まれたのかなぁ。
センターの上野さんが、しみじみ呟きました。
「演劇って、山登りと一緒だなって。やってみないと分からない」
お二人が一番大変だったなぁと思います。
ガッツリ巻き込んでしまいました。
セリフまで言うてくださって、本当に感謝です。
去年のブログにも書いたことですが、
路地裏の戯曲は、アテ書きならぬ、もらい書きです。
おいちゃんたちと過ごした長い時間の中で、
いろんなことをおいちゃんたちから私がもらって書いた。
ありがとう。
赤ちゃんを笑わせるところや魔法のところは、お好きにどうぞって丸投げ。
そしたらみんな歌うの。
それでいいの。
歌いたくなったら歌う!
ここでアドリブ入れたくなったら(自信を持って)入れる!
アドリブはほぼ慶次郎さんばっかりだったけど(笑)
圭永子さんに、「それよりセリフ覚えぇ」って言われているのがとても面白かった。
おいちゃんたちは、「路地裏BABY」やっている時と、
ひと花センターでソファに座りながら、ただ日々のことを喋っている時と、
まるで同じなのだ。
ただ存在そのもので、そこにいる。
それだけ。
だから圭永子さんが「たけちゃん、ずるい!」って言いたくなるの分かる✨
今年の路地裏のアップデートは、LADYさんの方にも手話通訳がついたことです!
去年に引き続き、さっちゃんさん。
そして監修の馬場さん。
LADYさんは一人芝居だけれど、ちっとも一人じゃない。
お稽古の時に、さっちゃんさんの手話で、バチっと音が出るところで、
圭永子さんが、「あれ、ものすごいイイんです!」と言うてはって、
私もその瞬間がとても好きだった。
一人だけど、二人。
影響し合って。
面白いなぁ。
さらに今年のアップデートは、元ちゃんのお歌!新作登場!
今年、観に来てくれたお知り合いに、
「あのギターの人はどこで見つけたの?」と尋ねられました。
はい。ココルームです。お歌が歌えて、楽器が弾けて、そして作詞作曲出来る人……
いないかなぁと思いながらココルームに行ったら、元ちゃんがギターを弾いてオリジナルソングを歌っていました。
「おった!」
さらに、チラシの絵はココルームのふ〜ゆちゃんが書いてくれました。
ココルーム、すごい。
人材豊富。
さてさて今年の新作のお歌は何かと言いますと、『路地裏LADY』のラストの曲。
去年はBABYさんと同じ曲でしたが、 LADY用に作ってくれたのです。
♪あなたの魔法に導かれ、こんなに大きくなりました♪
というフレーズを聞いた瞬間に、私は客席を見渡す。
こんなに大きくなった大人たちがたくさんいた。
時に、魔法は引き継がれる呪縛にもなることもある。
それでも私たちは大きくなっていく。
LADYのエリカさんのように、呪縛をキラキラの魔法に変えていくことも出来る。
歌って、すごいなぁとまた心奪われるのです。
今年は、なんと、ひぐ、お花をもらってしまいました。
なんか恥ずかしくて嬉しいです。
かなよさんの粋な心を頂きました。
ありがとうございます。
いろんな演劇が、
いろんなパフォーマンスが、
いろんなアートが、
いろんな劇場で、
いろんな街で、
いろんな場所で、
好き勝手に存在していることを、豊だと感じる。
ありがと。
コメント