七の会 STAY HOME あの時僕らは『ここにおる』✨振り返り✨

七の会 STAY HOME あの時僕らは
無事に公演が終わりました💖
観に来てくださった皆様、
一心寺シアターの皆様、
スタッフさん、
俳優の皆さん、
お手伝いくださった皆様、
七の会の皆さん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました✨
二人芝居にこだわるって、とっても良いなと思います!!

『ここにおる』は「せりふの時代2021」に掲載された新作短編戯曲でした。
 
小学館で購入できます💖坂手さんの作品も掲載されております。
こちらから↓
〈 書籍の内容 〉
演劇ファン待望の伝説の戯曲雑誌を限定復活
特集1「ポストコロナを紡ぐ物語」では、ベテランから若手まで人気劇作家23人による書き下ろし短編戯曲と上演予定の新作戯曲5作の一部を先出し掲載!特集2「伝説の創刊号を再録!~コロナ禍の演劇界へのメッセージ」では井上ひさし・平田オリザ対談、別役実と清水邦夫のエッセイ、野田秀樹の戯曲『赤鬼』準備稿を再録! 佐藤信特別インタビューに加え、表紙画は女優のんが担当。
初めての緊急事態宣言が出た時。
島根で稽古ができず、滞在先のお家にじっとしていた時に書いたのものです。
家にいる。
家ってなんだろう。
人と人が会うってなんだろう。
会わないってなんだろう。 
COVID19ってなんだろうな。
コタツに足を突っ込んで、いろんなことを考えた春でした。
『ここにおる』は上演前提で書いたものではなかったのですが、
東京や大阪で、他の団体さんが上演してくださいました。
ありがとうございます。
そんでもって、今回は七の会さんがひぐをお誘いくださいました。
ありがとうございます。
12月の年末からお稽古開始。
年明けてお正月の気分が残りつつもお稽古再開。

ひぐちのお稽古は、わたしはこれが普通なんだろうと思うけれど、
きっとなんだかへんてこりんで、
だからお稽古を始める時にいつもお伝えすることはこれでございます。

「こういう考え方もあるんだ、と引き出しをひとつ増やすくらいに捉えてみてください」
 
このやり方が絶対だ、正しい、というわけではなく、
ひぐの方法を、ちょっと今回は試してみませんかしら。
というわけなのです。
ええ、戸惑います。 
ベテランさんほど戸惑います。
いつもやっていることとは全く違うことをするので戸惑います。
戸惑いながら、
森本さんと高口さんが試みてくれて、とても楽しいお稽古でございました。
新しい回路が増える瞬間は、年齢も芸歴も実は関係ないのだなと思った。
若いならば若い回路が、年を重ねれば重ねた回路が、
どんどん増えて行く。
人間は進化するから面白い。
変化するから面白い。
それが本当に微々たる変化でも、変化は変化。
それを見るのが、わたしはとても面白いと感じる。
演劇は、人間の大いなる実験だと思う。
 
写真撮影 井上信治


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