「わたし、noyRさんのアイデアルの映像を見たんです」
と、「ゆんたくしましょう」の谷ノ上朋美さん、ともさんが言いまして。
8テラを収めた3時間くらいの超大作でございましたね。
その節は皆さまお世話になりました。ありがとうございます。
「ああいうの・・・いいですよね・・・」
というわけで。
カメラマンの伊藤華織さんにお願いすることにしまして、
『ゆんたくしましょうね』を創作する過程を保存していくことにいたしました。
偶然ですが、華織さんも元看護師さん。
ともさんも元看護師さん。
画面の半分以上が元看護師さんやん!!
北海道で生まれた華織さんが、沖縄に行く。
今は飛行機でひとっ飛びだけれど。
よくよく考えたらものすごい距離だなぁと思う。
日本の中で。
人生の中で。
たったの一度も訪れずない土地もあるし、なんども訪れる土地もある。
世界に広げると訪れない場所ばっかりだ。
土地は地球上どこでもいっぱいあるのに、
どうしてわたしはこの時代に、ここに生まれたんだろうと、いつも不思議になる。
どうして京都に生まれたんだろうな。
家族で大阪に移動したけれど。
わたしは大人になって東京に移動したりして、
また大阪に移動して、
あるいは仙台に移動して、
よく島根に移動して、
今年は沖縄に移動する。
そして自分で選んだ故郷はやっぱり大阪だ。
沖縄に訪れると、人と、その人が生まれた土地との関わりをとても強く感じる。
わたしは自分が京都という土地とはもう切れているのだと、なんとなく思っている。
生まれた土地は焼き払われて繋がりがなくなったから、
こんなにもいろんなところに旅をしているのだと思う。
それはちっともネガティブなことを言っているわけじゃなくて、
だからこんなにも自由なんだと思う。
縛られていたものが解かれ、良かったとさえ、思う。
どうしてここに生まれたのか。
どうしてわたしは京都で、
どうしてともさんは大阪で、
どうして華織さんは北海道だったんだろう。
土地と人の関係って、きっとなにかあると思う。
うーん、知らんけど。
沖縄本土復帰50周年記念 谷ノ上朋美ひとり芝居
「ゆんたくしましょうね」
那覇公演
【日時】2022年6月
9日(木)19時開演
10日(金)14時半開演/19時開演
11日(土)19時開演
12日(日)13時開演
※受付は開演の30分前
第一部 三線ライブ
第二部 ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」
【料金】
一般前売り2000円 当日2500円
学生及び18歳以下 前売り1000円 当日1500円
★特別チケット 風水薬膳茶(堀ママ特別ブレンド)付きチケット5500円
【会場】
アトリエ銘苅(めかる)ベース
住所:那覇市字銘苅203番地(ゆいレール「古島駅」から徒歩8分、国際通りから車で約10分)
※銘苅ベース提携カンパニーとして公演させて頂きます。
沖縄市公演
【日時】2022年6月15日(水)16日(木)19時開演
※受付は開演30分前より
第一部 ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」
第二部 アフタートーク
【料金】
一般前売り当日共に 2500円
学生及び18歳以下前売り当日共に 1500円
★特別チケット 風水薬膳茶(堀ママ特別ブレンド)付きチケット5500円
【会場】シアタードーナツ
沖縄県沖縄市中央1丁目3−17(国道330号線沿い沖縄市胡屋バス停の目の前)
【作演出】樋口ミユ(PlantM)
【出演】谷ノ上朋美
【那覇公演三線奏者】稲嶺幸乃(三線がーる)福治光広
【作品紹介】
谷ノ上朋美の母の出身は沖縄県・浦添市。現在も浦添市に在住する祖母は、沖縄戦で8人の親兄弟姉妹を一瞬に失った。たった一人で、今もなお多くの問題を抱える沖縄という地で戦後の厳しい時代を生き抜いてきた祖母の思い、地獄のような戦禍の中で命を繋いだ先人たちの想いを受け、沖縄独特の文化「シーミー」を舞台に、いのち、愛、平和、をテーマに描いた渾身の最新作。
【あらすじ】
ーおばあはこの島の生き残りだー
戦争のこと、沖縄のこと、自分のおばあのこと。
今までなにも知らずに生きてきた「わたし」は、おばあの命が母親に受け継がれ、そして自分も受け継いで自分が生きていることを実感する。もっと知らなければと、おばあにあの時のことを聞こうと試みるが、おばあは話さない。おばあが生き抜いてきた時代のことを知るために自分の故郷沖縄のことを調べ始まるが「わたし」は戦争とともに、自分自身のことも知っていく。それは人間を知っていくことにつながっていく。
【企画制作】株式会社ピュアモノローグ 株式会社プランニングハウス・ウエスト
【取材協力】合同会社沖縄ネイチャーウォーク
【 協賛 】有限会社堀江薬局
【 提携 】アトリエ銘苅ベース
【 協力 ⠀】犬養憲子(芝居屋いぬかい)
【フライヤー衣装】YOKANG
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