琵琶の音に・・・シビレるっっっ!!!

琵琶です。
楽器の琵琶。
ビィィィンとこの音、なんともシビレます!!! 
ご縁があって❤️今昔物語の「近江国安義橋なる鬼、人を喰ら語 第十三」を
琵琶の唄いの朗読の台本のお手伝いをいたしました。
 
 
こうやってお声をかけてもらえることがありがたいことでございます。
手元にずっとある今昔物語の上下巻・・・
読もう読もうと手元にはあるけれど開かずで何年たったでしょうかね・・・
こういうご縁があると開くようになりますね。
本当にありがたい。
口語の本があって良かった。


さっそく、節をつけて演奏。
楽器を奏でられるって、本当に素敵。
琵琶の音は、なんとも懐かしく、そしてちょっと怖い?
うーん、怖いというのも少し違う。
ざわりざわりと胸が騒ぐ音です。
そしてこのざわざわが、怖いようで恐ろしいようで、でもとても心地良い。
なんとも不思議な心になる音。
太鼓はドンドンと肉体に直接響く音だけど、
琵琶の音は、肉体というよりも、肉体のまわりというか、
精神に響いている感じがいたします。
 
鬼が出てくるお話です。
鬼について。
どうも他人事とは思えない、鬼。
 
わたしはいつも自分自身のことをじっと見つめては、
 
「なんとも人でなしだなぁ」と思う。 

だからなのか。
鬼は他人事じゃない。
今までどのくらいの鬼を、わたしは生み出してきたんだろうかと思う。
 
そして、はっとする。
琵琶の音。
自分の心の奥底を揺さぶるような音に感じる。
隠して潜ませている鬼を呼び起こすような音だから、
ざわざわするのかしら。
琵琶の音。
ぜひ聞いて欲しいです。
 
この演目のお披露目のときがとっても楽しみ。

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