とうとうお稽古最後の日でございますー！！
劇場に入ると仕込みが始まって、
仕込みが始まると本番がやってきます。
２０回くら本番やりたいなぁ。
このあいだのお稽古で、通しを見ながらハッとして。
リコの名前。
リコって・・・！！
人間の、利己的のリコだったんだ・・・！！
と、気付いて。
振り返りラジオでそのことをお話ししたら、
光子さんが、
「利己的遺伝子のリコと二個のニコなんだな、よくできてた名前だな‼️」
と、思っていたと教えてもらう。
考えていたんだろうか。どうだろうか。
書いたときのことはいつもだけれど正直なにも覚えていない。
いや、考えていないな。
だからハッと気付いて驚いたんだもの。
光子さんの感想は面白くて。
というか、俳優たちはそれぞれに自分の解釈を持っている。
それが面白い。
彼氏とリコちゃんは2人とも、
彼氏はパパから、リコちゃんはママから、
「あなたがいないと生きていけない」
の呪いをかけられてるもの同士。
と、光子さんが言う。
おお・・・！
まさにそうだ・・・！
戯曲には「あなたがいないと生きていけない」とは書かれていないけれど、
言葉の奥を読み取る。
俳優の肉体を通してやっとこさ分かることがある。
テクニカルが入ることで、やっとこさ分かることがある。
お客さんが座ってこそ、やっとこさ分かることがある。
そこに、客席に、お客さんが座らないことには完成しない。
劇場でお待ちしております❤️
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