１２月３１日となりましてございます。
2021年が終わって、2022年がやってまいります。
特別な日だけれど、そしてやっぱりいつものと同じ日なんだと思う。
さて、みなさま。
2021年はどんな年でございましたか。
ちょっと振り返ってみてくださいな。
ひぐちはノートを見返します。
日々のノート。
その日考えたこと、思ったこと、うれしかったこと、
悲しかったことも、ムカついたことも、
イラっとしたことも、
無性に感動したことも、
その日に揺れた心が書いてある。
ムカついたら、ムカつく、と書いて。
悲しかったら、悲しかった、と書いて。
感動したら、感動したと、書いて。
そのあとに、「なんでこう思ったんだろう」と、自分のなぜ、を見る。
だいたい言い訳が書かれて、
言い訳が通り過ぎると、本当が顔を出す。
本当って案外、奥底。結構ちっぽけだったりみみちかったり。
言い訳はやたらと饒舌。
自分が本当は何を考えていたのかを、書いていると見つけられる。
振り返って。
わあ、わたしの人生って面白いなぁと思う。
そして誰の人生も、面白い。
これから先にやろうと思うことのひとつに、
その人の人生を聞いて、その人だけのお芝居を書こうと思う。
その人が、自分の人生を振り返ることができる本を書こうと思う。
家族が振り返ってもいい。
アルバムみたいな本を書こうと思う。
劇場を作ったら、その一画に小さな本の部屋を作って、
たくさんの劇作家に手伝ってもらって、
本棚にたくさんの人の人生の本をずらりと並べる。
天国ってところには大きな本棚があって、
そこに自分の本が並んでいるのだとずっと思っていた。
死んだらその本棚から自分の本を見つけて、読み返す。
自分がたどった道が、そこに全部書かれている。
２０年前のラジオの短編にそんな話を書いたっけ。
じゃあ、地上にそれを作ってもいいじゃない、と思ったのだ。
自分のノートを振り返っている時に。
いつかの年末にそう思ったのだったっけ。
今、振り返っていったら、 この先のことを勝手に考える。
今と過去と未来が同時に存在するみたいだと思った。
けれどまぁ現実は。
実はまだいろいろ終わっていないことが目の前にあったりする。
うーん。
イヤん、もう大晦日なのに。
そうね。。。
締め切りまでにはまだもう少しあるから、
とりあえず大晦日は除夜の鐘を聞こうと思う。
仕事が全然オサマラないって人がいたら、
大晦日と１日くらいはちょっとお休みしましょう。
ちょっと休んで、そんでまた走り出しましょう。
では、皆さま、今年もお世話になりました。
ありがとうございます。
どうぞ良いお年を❤️
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