「せりふの時代」が10年ぶりに復活です。
本日3月30日発売です。
本屋さんに並びます。
そして電子書籍でも販売されるそうです。
せりふの時代2021と検索すると出てきます。
「ポストコロナを紡ぐ物語」という特集で、
たくさんの劇作家の皆さんの短編戯曲書き下ろし作品が掲載されております。
ひぐはですね、2020年の春、
一番初めの緊急事態宣言中はとにかくひたすら書いていて。
公演は出来ない。
でも書くことはいつもと変わりなく出来る。
上演するかしないかは、いつものようにどっちでもいい。
書くこと、そのものが劇作家という生き方だから。
そんなこんなで書きためまして。
コロナ禍第1作目は石畑くんの一人芝居『YAKISOBA』となりました。
せりふの時代2021には2作目に書いた『ここにおる』が掲載されております。
書いた時から少し経っていて、読み返し改稿しました。
不思議だなと思ったのは、
2020年の春に書いた最初の作品はとても現実的で直接的で、
そこから何作も書き続けていって、
やっと抽象的なものが浮かび上がってくる。
なるほど。
わたしの回路はこうなっているのか、と。
発見だった。
『ここにおる』
今読めば、ターシーを思い出してしまう。
そうはなって欲しくなかったけれど。
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