今日が千秋楽でした。
観に来てくださった皆さま、本当に本当にありがとうございます。客席の集中力がとにかくすごいなぁと感心感嘆でございます。そしてこれらの作品を支えるスタッフさんたちも、1日ずーっとオペレーション! す、す、すごい……! インディペンデントさん、ありがとうございます。 みなさま、本当にありがとー!!
そして石畑くん、お疲れ様でした。ありがとう。
しばらく焼きそばはお控えくださいませ。
ひとり芝居はひとり。
当たり前だけど。
俳優さんひとりにつき、ひとり芝居ひと作品をレパートリーで持っておくのはとっても良いことだなと思っていますの。はい、今すぐ出来ます! ってレパートリー。
劇団ならばレパートリー作品を持っていることはよくあるけれど、俳優個人も自分の作品を持っているほうが絶対絶対素敵だなと思いますの。
「明日? あ、はいはい、出来ます」みたいな。
ひとり芝居じゃなくてもね、必ずこの二人がいつも揃います! みたいな俳優二人がいるなら二人芝居のレパートリーがあるのも素敵ですね。でもね、なかなかね。劇団じゃないならばそれはそれでスケジュール調整も難しいかもな、と思うそこでひとり芝居でございます。
10年ちょっとくらい前でしょうか。
カフェ+ギャラリーcan tutkuを始めた頃。
カフェで演劇をするっていうのが、まだ全くポピュラーじゃなかった頃。
俳優のイシダトウショウさんのベケット朗読チームがふらりとやってきて、カフェの椅子とテーブルを、ほんの少し、本当にほんの少し角度を変え、ギャラリー照明も、ほんの少し、本当にほんの少し角度を変えて、さらりと本番を始めたのです。
なにかを大仰にしたわけじゃなく、ほんの少しズラしただけ。
ベケットの本を開いてトウショウさんが大阪弁で朗読しはじめると、もう劇的世界が出現したのであります。
俳優のレパートリーを観たのは、たぶんそれが初めてだったと思います。なんてカッコイイんだと痺れました。こ、これが、お、大人か……!
ほんのちょっとズラす……か。
次回、ひとり芝居を担当するときはそれを試みてみよー❤️
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