Plant M的仮想劇場ウイングフィールド 大阪ver. The beginning『血潮、途切れることなく』朗読配信のお知らせ

仮想劇場ウイングフィールドにて。

大阪ver. The beginning『血潮、途切れることなく』朗読配信のお知らせです。

あらすじ

古い洋館に、女主人がたったひとりで住んでいる。
女主人の細い年老いた指に、一匹の蚊が止まった。

血に記憶する機能があるとしたら。
一匹の蚊が吸う一滴の血は、
その主人の記憶を備えているのかもしれない。
それぞれの人生を、一匹の蚊が血によって垣間見る。



胡蝶の夢 ならぬ 蚊となる夢を見た

夢がわたしか わたしが夢か

蚊がわたしか わたしが蚊なのか

さぁ誰が答えられるか 瞼閉じたあとのこと

さぁ誰が答えられるか



これは蚊が見た夢なのか。
蚊に血を吸われた女主人が見た夢なのか。
そもそも、自分の人生は誰かが見ている夢なのか。
自然の世界から見れば、人間の一生はあっというまで、短く儚い。だからこそ、美しいのだ。


仮想劇場ウイングフィールドという架空の場所があって。
そこで私ならばなにをしたいと思うのかしら、と考えました。
なにが面白いなぁと思うのか、ということでございます。

想像を繋いでもらえるもの。
想像を繋がないとイケナイもの。

『血潮、途切れることなく』は朗読音楽劇として数年前に書きました。 オリジナルの楽曲を作ることが前提の作品でございまして、音楽家がいないと上演できないもの。欠かせない音楽。でも。

戯曲を書いた時に音はまだ生まれていない。
音楽を乗せる前に俳優の朗読のみで、どこまで想像を繋ぐことができるのかを試してみるってどうかしら。

前説はいつもの文言ではなくて、
Plant M的仮想劇場ウイングフィールドではこうなります。

開演に先立ちまして、お客様にいくつかのご提案がございます。 
ひとつめ。どうぞ台本をお手元に置いてくださいませ。 
ふたつめ。どうぞ目は台本の文字に集中してくださいませ。 
みっつめ。どうぞ耳は音声に集中してくださいませ。 
よっつめ。こんな観劇もまぁありかもなぁと、受け取ってくださいませ。 
いつつめ。なんだかんだと言いましたが、その通りにしなくても一向にかまいません。 
あくまで、ご提案にすぎませんので、どうぞお好きなようにお楽しみくださいませ。 
それではもう間もなく開演いたします。



朗読 高安美帆(エイチエムピーシアターカンパニー)

音楽作曲・演奏・朗読担当 コッコア 

コッコアとは。

関西を中心に活動する四人編成バンド。

メロディアスでありながらエモーショナル。

キャッチーでありながらシュール。 全ては泣き虫な君のために。
Dr/VO トヨダボン

GT/KEY/VO ハラジュンイチロウ

GT/VO ツジコウイチ


Ba/ ヤマザキジュンイチ

※楽曲、演奏担当のコッコアメンバーは、今回トークのみの出演となります。



公演日時2020年6
22日(月)20時(上演後振り返りあり・収録)

23日(火)20時(上演後コッコアメンバーとのアフタートークあり・LIVE

24日(水)20時(上演後振り返りあり・収録)

25日(木)休演日

26日(金)20時(上演後振り返りあり・収録)

27日(土)14時(上演後コッコアメンバーとのアフタートークあり/LIVE)

22,24,26日は上演時間1時間。樋口と高安の振り返り30分。合計90分予定。

23,27日は上演時間1時間。コッコアメンバーとアフタートーク30分。合計90分予定。

チケット料金

台本付きチケット1500
高校生無料

この公演のチケット料金に含まれる内容。

・高安美帆による朗読の視聴。

・朗読が終わってからの振り返り、コッコアメンバーとのアフタートークの視聴。

・『血潮、途切れることなく』上演台本(PDF
・日時関係なく、公演期間中のすべてを視聴できます。
・Wi-Fi環境により視聴がうまくいかなかったお客様には、公演終了後に朗読をダウンロードできるサポートを予定。



チケット発売日 6月13日(土)から plantM’storesにて販売開始。storesの詳細は13日に!!


もちろんメールでも承ります。

お名前と観劇人数を記入してplant.miyu@gmail.comまでメールをください。

Plant Mへ入金確認後、メールでテキストと視聴方法をお送りします。



高校生のご予約方法はメールのみです。

お名前、高校の名前を記入してplant.miyu@gmail.comまでメールをください。

テキストと視聴方法をお送りします。




スタッフ

作・演出/樋口ミユ

映像配信プロデューサー/サカイヒロト

チラシデザイン/大原志保子
コーディネーター ののあざみ(yum yum cheese!





雲南の『血潮、途切れることなく』の朗読は大原志保子さん。


音楽担当はたいきくん。
そして太鼓が加わりました。
多賀法華さん。

雲南の音楽と、大阪の音楽はきっと違う。
音が違うと、同じ作品なのに同じものにはならない。
きっとそれが面白いこと。
創作って集まる人で無限に変わる。
大阪verはどうなるんだろう。
その始まり。
だから The beginning『血潮、途切れることなく』
まずは朗読から。
そこに音色がつくとどんな風に変化していくのかしら。
これから始まる作品の経過を一緒に観てもらえるととても嬉しいです。

今回の公演を踏まえて、
コッコアのオリジナル楽曲による朗読音楽劇完全版として創り上げます。
Full version『血潮、途切れることなく』は楽曲が出来上がり次第、
大阪市内のどこか緑がたくさんあるところでの野外上演ヲ目指ス!!!

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