信じますか

今日は音楽隊メインのお稽古でした!
と、言いましても。
それはやっぱり俳優チームたちを深めていくお稽古でもあるのでございます。


音楽隊の戯曲パーセンテージグラフというものをそれぞれが作りました!


並べてみんなで見てみる。


音楽隊を含めての何度かの稽古をしていくうちに思うこと。
音楽隊と俳優チームがぐっと引っ張り合って
拮抗する瞬間、瞬間を重ねていくと、
見たこともないような風景が立ち上がるんだろうなと想像するのであります。
音楽隊のお稽古は、
俳優たちのお稽古でもあり、
俳優たちのお稽古はやっぱり音楽隊のお稽古もである。

とっても当然のことで当たり前すぎるけれど。

当然を再度見つめるから次の一歩が踏み出せるんじゃないか……

と思うくらい、

いろんな小さな様々なことを共有して、
その時間がこのお芝居を強くしていくのではないかと感じるのであります。


このマッチ売りを読んだときに。
頭の中に浮かび上がったのは、

ヨハネの福音書
‥‥すると、律法学者とパリサイ人が、姦淫の場で捕えられたひとりの女を連れて来て、真中に置いてから、イエスに言った。
『先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。ところで、あなたは何と言われますか。』
彼らはイエスをためしてこう言ったのである。それは、イエスを告発する理由を得るためであった。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に書いておられた。けれども、彼らが問い続けてやめなかったので、イエスは身を起こして言われた。
『あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。』 

今日のお稽古で、
みつこサンが「わたしは復活のあとのことを思ったんです」
と話してくれました。 

マルコによる福音書
しかし彼らは、イエスが生きておられること、そしてマリアがそのイエスを見たことを聞いても、信じなかった。 その後、彼らのうちの二人が田舎の方へ歩いて行く途中、イエスが別の姿で御自身を現された。 この二人も行って残りの人たちに知らせたが、彼らは二人の言うことも信じなかった。 その後、十一人が食事をしているとき、イエスが現れ、その不信仰とかたくなな心をおとがめになった。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。

復活のところを読み返す。
ああ、そうか。
ああ、そうなんだ。
信じられるか。
信じないか。
信じなかったことがなにを引き起こしたか。
信じていたらどうなっていたか。
そもそも。
信じるって、
どういうことなのかしら。



演劇ユニットnoyR vol.8『重奏 マッチ売りの少女』
10月19日(土) 14:00開演 / 19:30開演
10月20日(日) 13:00開演 / 17:00開演
会場:若葉町ウォーフ
原作:別役 実
構成・演出:樋口ミユ
音楽:棚川寛子
出演:大木実奈、仲道泰貴/
   平井光子(重力/Note)、内田健介
パフォーマー:
大間知賢哉、岸本昌也、黒木佳奈(疎開サロン)
チケット料金:
一般3,000円、U18(18歳以下割引) 1,500円
〇2019年8月28日(水)チケット発売
チケット取扱い(WEBフォーム)
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=77870e2f47
https://www.unit-noyr.com/next/

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