家庭はclosed

今回のお話の場所は、
ひとつのテーブルとふたつのイス。
ご飯を食べるところ。
家の中。
それのみ。
そして夫婦だけ。
もっともプライベートな時間と空間なわけでございます。
他人だけれど、家族。
家の中だけの会話。
それはちょっと秘密な感じもする。
家の中で夫婦だけの食事の会話と、
レストランで他の人たちも一緒にする食事の会話は、
当たり前だけれど、全然違う。
家という一番小さな集団。
窓の外の「社会」が入り込まない小さな小さな「聖域」
だから言いたい放題、
しっちゃかめっちゃか。
でも閉ざされているから、なかなかあらわにならない。
安心でもあるだろうけれど、恐ろしくもある。


稽古場に向かう通りにたくさんの家。
たくさんの玄関。
たくさんの窓。
今日もどこかの家で夫婦喧嘩が繰り広げられているかもしれませんわね。。。

コメント