水色と桃色が入り混じったような空

『アイデアル』のセリフのなかに、

「水色と桃色が入り混じったような空で、広くて広くて」

というセリフがございまして。

ちょうどそんな空の色でした、
と有能女子の板垣ちゃんが写真をみんなに送ってくれました。


そうそう、これこれー。
沈む太陽の光が雲に反射して桃色なのに、
空の青色も見える時間。
そんなに長い時間、持続するような空じゃない。
見逃しがちな空。
この空が見える時は、なぜだかなんとも言えない気持ちになります。
懐かしいような。
悲しいような。
嬉しいような。
自分で理由をつけられない空。
子どものころを思い出すような空。

ふと。
自分が妙に母親に似ている瞬間だったり、
父親に似ている瞬間だったり、
自分の中に、大なり小なり、両親の影を見つけることございませんか。
これは、母親からの影響だったのかとか、
これは父親からの影響だったのか、
自分が、自分自身として生み出したものというのは、
果たしてどのくらいあるのかしら。
『アイデアル』は、
母親の思考回路ではなく、
自分が自分自身の思考回路を選び取る物語なのだなと、
思うのであります。


作・演出 樋口ミユ

詩 谷川俊太郎
 
出演 井上元晴 大原志保子
 
朗読 あきふみ
 
会場・日時
 
●雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール
2019年7月27日(土)
14:00開演
18:00開演

※三日市ラボは完売しました。

料金
前売 一般2,000円 高校生以下500円
当日 一般2,500円 高校生以下800円
ペア割 一般2名3,800円(メール予約でのみ受付)
 
チケット窓口
雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール
島根県雲南市木次町里方55 tel.0854-42-1155
 
チケットメール予約
劇団ハタチ族 20zoku.post@gmail.com
お名前・電話番号・希望日時・券種・枚数を明記の上、ご連絡ください。
 
お問い合わせ 劇団ハタチ族
Tel 090-8606-7652 (西藤)
Mail 20zoku.post@gmail.com
 
主催 劇団ハタチ族

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