凜然振り返って、次は観劇列車でございますー!

無事に、雲南凜然が終わりましたー!
みなさま本当にありがとうございました。
大阪から、衣装のウェンディ、振り付けの原先生がお稽古に来てくれはって、
本番は音響の金子さん、照明の皿さんががっつり支えてくれはりましたー!
今更でございますがワタクシの今回の大発見は、 
大勢で「凜然グッドバイ」が、出来るんだなぁと。
いや、大勢でやろうと決めたからはじめたことなのですが、
去年にはすでに配役も決めていたのですが、
はやー、どうやって大勢でするかなぁと稽古を始める前に考えておりました。
いつもは、演出プランがカチリとあるのでございますが、
今回はどうもほのかに、かすかに。
きっとこういうこと、なんだろうな。。。
と、ぼんやりしたことばかりでございました。
この感覚は戯曲を書く前にとてもよく似ておりました。
演出するときはとてもはっきりと作品と自分の関係があるけれど、
書くときはとても曖昧でございます。
まだ、それは文字として生まれてないから、かしら?
こんなにたくさん「凜然」をやってきたのに、なぜ曖昧なのかしらと不思議に。
いや、あまりにもたくさん「凜然」しすぎて、
いったん、自分の中から取り出して、自分とは別物になった「凜然」が
またもう一回自分の中に戻ってきたような感じでしょうか。
境目がなくなった。

何言ってんだ、このやろう。

と、思われても仕方がないですわね。
おほほ。

舞台の上下にズラリと役者が寝転がっておるのです。
稽古しながら、なぁんで寝転がらせたんだろうかしらと。
でも、寝てるのよ。それはきっと間違いなく寝転がってるのよ。
でもなぜかしら、、、
毎日稽古しながら、なぜかしらと問い続けて幕が開きまして。
本番を観たときに、

「ああ、そうだ。棺を並べたかったんだ」と。

発見。
今ごろ!?
しかし、皿さんは

「通しの映像送ってくれたときに、最初に、あ、屍体なんやと思った」

戯曲を書いてそのあとで読み返し、
ああ、こういうことだったのかと発見がたくさんある。
自分で書いているのに、であります。
稽古をしているときに、役者から何かを投げかけられて、
ああ、そういうことかと発見がたくさんある。
演出をしていても、そんな発見がある。
意識的に出来ればそに越したことはないけれど。
意図的に挑戦して、なおかつ発見を。
ああ、精進いたします。
終わりない道のり、だから面白いのだけれど。
刺激と発見の雲南公演でございました。
今回最大のワタクシのミスは、
記録ビデオの録画ボタンをすっかり押し忘れたことに尽きます。

何やってんだ、このやろう。


さてー!
次は観劇列車の旅でございます!!
予約状況ですが、12日のお席はもう残り少なく、
11日は余裕がございますので、ぜひ11日にご予約をお願いします!!
25名が集まらないと貸し切り列車は運休になってしまうんですって!
やだー!
ワタクシの書いた『木次線、その先へ』の内容が現実になっちゃったら縁起でもないから、木次線をご利用のみなさま、愛着があるみなさま、ぜひ観に来てくださいませー!
ご予約の締め切りは、なんと明日8月1日まで!!

『木次線、その先へ』

木次線がなくなるという噂を聞きつけて、
鉄道オタクの西小山徹子はやってきた。
木次線の最後を労いたいと、やってきた。
しかしどうやら、
西小山徹子はただの鉄道オタクではないらしい。

8月11日(土)宍道駅11時18分発
8月12日(日)宍道駅11時18分発

列車の中、木次駅のホーム、木次駅の待合室にてお芝居をします。
詳細、お問い合わせはつむぎまで。
0854-43-8650


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