役者紹介 板垣奈那ちゃん

お次のセンさんは、板垣ちゃん。
みんなの写真を撮ろうとウロウロして、板垣ちゃんにスマホを向けると、
ものすごい勢いでこまちゃんの背中に隠れる。
写真ヤダヤダ症候群でございます。
あまりの嫌がりように、逆にアー写風に撮られる罰を受けるハメになりました。
板垣ちゃんはこのことを受けて、

「嫌がりすぎるとダメなんだな・・・」

という教訓を得て、成長いたしました。
というわけで、板垣ちゃんだけひとりテイストが違っております。
ま、美しいんだからいいのよ。



板垣ちゃんのセンさんは、高校を卒業して戦場に詩人として赴く時代でございます。
流れ弾飛び交うなか、詩を叫ぶ。
若気の至りの時代と言いましょうか。
振り返れば赤面の時代と言いましょうか。
だけど一番熱くて楽しくてエネルギッシュな時代でもあります。
最初のほうのお稽古の頃、
板垣ちゃんは、自分の中で、感情だったり考えだったり、
いろんなことが起こっていて、でもそれをそっと布に包んで、
自分でも分からないようにしている、そんな感じでございました。
少しずつ、少しずつ、包んでいた布が解かれていきまして、
繊細な内側が、溢れて見えて参りました。
はー、この繊細が、持ち味なんだわと納得するのでありました。

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