役者紹介トップバッター! 宮川サキやん!

はいー!
ぐぃぃぃぃんとお稽古しております。
寒さが和らいで、ああ、これでやっと手足の冷えから解放されると思いきや、
どうやらまた寒くなるとか、ならないとか・・・
か、か、勘弁してぇぇぇ!
だけど稽古場はほっこり暖かい。
ありがたい。
毎度、毎度のことではございますが、
いつも本当に良い稽古場に恵まれております。
ああん、本当に、みなさんのおかげでございますー!

さて。
役者紹介に参りましょー!!
サキやんこと、
宮川サキさん!


思えば最初の出会いは、
某劇団アグリーダックリングを観にきてくれた時に、
飲んで終電ギリギリの時間まで引き止め、
さらに、
「ええやん、ええやん、サキやん、ええやん」
と、なにがいいのか分からないが、
出口家に拉致って明け方まで騒ぐという奇行にサキやんを巻き込む。

それが最初の出会いでございました。

そしてPlant Mでは『紙の船、濡れながら大海を往く』 に出演してもらいました。
一緒に創作をするのは二回目ですー!

サキやんは、
ひとつひとつが繊細。
少し心配性。
だから丁寧に取り組む。
でもどこかで肝が座っているから、
よっしゃ、もうこうなったらしゃぁない、行くでっっっ。
と、
前に進む。
臆病で、大胆。
今回いっぱいいっぱいサキやんと創作していて、
ああ、やっぱりそうなんだなぁと思ったのは、
嘘がつけないんだなと。
不安定なら、不安定のまま。
どこかにそれがほころび出る。
そのかわり、
不安がなくなると、
その人、そのものになる。
不動になる。
なにをやっても、その人そのもの。
登場人物の人生を生きるようになる。
サキやんには、語らないサキやんの扉があると私は思っていて。
小さな扉。
誰にも見せないサキやんがそこにいるんだろうなと思う。
誰もが知っているサキやんなのに、
誰も知らないサキやんがいる。
サキやんの中の小さな小さなブラックホールみたいなところ。
そこが、サキやんの表現の源のような気がする。
その、サキやんしか知らないブラックホールを見るには、
サキやんのお芝居を観ると、実は垣間見えてくる。
それをね、観にきて欲しいなと思うのでございますよ。

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