役者紹介 アダルトチーム 工藤俊作

アダルトチームの最後は、KUTO10の工藤さん。
初めてお会いしたときは、さささんと一緒の劇団の太陽族さんでございました。
KUTO10でお世話になるのは2回目でございます。
以前は「血、切ってみる。」という作品でお世話になりました。
その時は、作担当でございました。
今回は演出担当でございます。
お稽古をしておりまして、気がついたことがございます。


「く……工藤さん、繊細すぎやしないですか……」

工藤さんをオノマトペであらわすと、

オラオラ! オラオラ! オラオラァ!

こんなオノマトペ、あっているのかどうかわかりませんが、

オラオラ!

ってな感じに見えるのですが、どこまでも繊細でございます。
さささんとのシーンで、さささんの絶好調、不調に見事に振り回されます。

「せやねん。繊細やねん」

と、工藤さんは少し冗談まじりで答えるのですが、
冗談ではなく、たぶん、そういう瞬間を今回は見ようと思ったわけであります。
振り回されるってことは見方を変えれば、
それだけ相手を無視していないってことにも繋がるわけで。
工藤さんが、誰に、何を、なぜ、その言葉を伝えるのか。
発散よりも、見えない内側に何かを考えて、
言葉にする以前の思考がぐるぐるする瞬間に、
オラオラでない工藤さんが見えるわけであります。

そんな「あたらしいなみ」は今日は仕込みでございました。
こちらは場当たり風景でございます。
明日は初日でございます。
ウイングフィールド にてー!
チケットまだございますのでぜひともー!


3月 9日(木)19:30
     10日(金19:30
     11日(土)14:00/ 18:00 
     12日(日)15:00




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