稽古がしたいと泣く

今日の朝起きたら、なぜかここねさんが、

「ここ、かぜぐみさんやねん」

と、言いました。

そうか、風組さんなんだねと復唱してcan tutkuへと向かいます。
3階のococromiに行きますと、ここねさんもついてきまして、
入り口にある平台をみて、

「なんでここにひらだいあるん?」

いま、ひらだいって言いまして?
いつ覚えたのですか?
これは教えた記憶はございませんわよ。
しかも2階にあったのが移動されていることに気づいたのですね。

そして、そろそろ稽古が始まるころに、くよしパパがお迎えに来てくれるのですが、

「いや、かえらん。ここ、けいこする」

と言い張る。
そして舞台上へとあがろうといたします。

「ここ、今回はここはキャスティングされていないからな、客席で観てようか」

とワタクシが説明しますと号泣。

「 ここも、ここも、ここも……!」

そしてくによしパパに抱きかかえられ、稽古場を去るとき、
両手を突き出して泣きながら叫びました。

「ここ、ここ、稽古、お稽古したい! お稽古、したいーーーー……!」

冷静なエリカ嬢が言いました。

「泣きながら、稽古したいとな……役者の鑑やな」

さてさて、ではここねさんのぶんも、がんばりましょう。

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