甘い稽古場

出口ここねさんは「初めて」がいっぱいでございます。
稽古が始まる前に、蟷螂さんからキャラメルをもらう。

そうです。
彼女の、初キャラメルは蟷螂さんからもらったキャラメルなのです!
ぺろりとひとなめして、幸せそうに笑いながら、

「あまーい」と言いましたとさ。
そして年が若い順にわたしたちもキャラメルを食します。
2歳からいきなり二十代真ん中の川ヱちゃんまで飛ぶ……


パパさんがお迎えにくるまで、なぜか張り切るここねさん。
柔軟をしている橋本くんをなぜか励ましにいきます。


2歳の目にはどんなふうに映っているのかしら。
少しずつ成長していくたびに聞いてみようと思いますわ。
子どもは不思議でございますな。
自分だって子どもだったし、これから年老いていくのだけれど、
今しかわからないから、ひとはすぐに忘れるのかしら。
アンパンマンをスマホで出せ、
といつもせびられるのですが、
今までアンパンマンの良さをしらずにおりました。
なぜに子どもはあんなにアンパンマンが好きなのか、
丸いから? いろんなパンがいっぱい出てくるから?
マジでマジで全くちっとも全然わかりませんでした。
むかーし、読んだ絵本のアンパンマンはもっとこう、
ちょっと暗い感じの、モノクロだったんじゃないかと記憶しておるのだすが、
勘違いかもしれません。
今みたいなキャッチーな感じだったかなぁ。
もうちょっと体が人間らしかったような。
そのアンパンマンは好きだったんじゃないかと……

だけど、今もう1回アンパンマンとよくよく向き合ってみるとですね……
歌がね、とくにアンパンマンの歌をきいてですね、
ワタクシですね、
泣きましたな。
弟に作ったというのを聞いたことがございます。
それを知っていたからというのもあるのかもしれない。

そうだ うれしいんだ
いきる よろこび
たとえ むねのきずが いたんでも
なんのために うまれて
なにをして いきるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
いまをいきる ことで
あつい こころ もえる
だから きみは いくんだ
ほほえんで

アンパンマン関連の歌はたくさんございまして、
お気に入りはジャムおじさんとバタコさんが歌うこちら。

おいしいパンをつくろう
生きているパンをつくろう
いのちがけでつくろう いのちのパンを

ジャムおじさんとバタコさんはいのちがけでパンを作っているのでございます。

そうそう、いのちがけで生きているマリリンとちょこっとだけお茶をいたしました。


いのちがけで生きているから、マリリンが望んだものそのようになっていくと、
ワタクシは思いますのよ。

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