みなさまありがとうございました。

おはようございます。
ただいま東京着でございます。

昨日は新しいスーツケースを買って、それに荷物を詰め込みました。
一緒にお買いものに行ってくれたここねさんは、
ワタクシがうっかりしておりましたので、
オムツからおしっこモレモレになって驚きました。

二代目スーツケース。
今回は青空。
ぶっ壊れるまで使います。
 
21日は朝からみなさんフル回転でございました。
今年も受付をのぞみさんが担当してくださって、
カウンターはいつもの中野くん。
そしてふぞろいぞろいの副代表さんもお手伝いくださいました。
ありがとう。
そして、字幕はやはり未來さん。
「大丈夫よ、今年は私ひとりで出来るわ」
とか言っていた5分後、
 
「未來さん、やっぱやってくれない?」
 
ワタクシのへなちょこっぷりがすごいでございます。
 
10時にみなさん集まりまして。
10時30分からお稽古。
12時30分まで。
お昼時間はきちんと1時間とりました。
 
この日のまかないは、
「ひっつみ」
岩手の郷土料理でございます。
上演の時にもビュッフェメニューにあります。
たしか1パイ200円だったと記憶しております。
岩手人の旦那を持つ出口さんが作ってくれました。
 
「ひっつみお食べ」
 
これが合言葉となりました。
そして1時30分から自動的にゲネが始まります。
ダメ出しが終わるともう3時すぎ。
役者さんたちには準備に入ってもらいまして、
3時30分開場でございます。
 
毎年、朝10時からの稽古で、
それだけであれだけのパフォーマンスを見せてくれる役者さんたちに感謝です。
と、同時に、
本当に役者とはフツーの人じゃ出来ない、と思います。
 
まあ、毎年のうっかりにもほどがございますが、
ゲネの写真を撮り忘れております。
ううん、、もう、バカ。
写真は1回目の本番が終わって休憩のひとときでございます。
 



 2回目の本番も無事に終わってすぐさま打ち上げに突入いたしました。
なので、役者さんもお客さんもごっちゃまぜでございます。

作家のみなさんも、お手伝いにきてくれたり、
差し入れ持ってきてくれたり、
お仕事で来れなくてすみませんとメールを頂いたり、
本当にみなさんありがとうございます。
ワタクシ、すっかり写真を取るのを忘れていたら、
テキパキしているののあざみ嬢がみんなの写真を撮ってくれておりました。
ありがとう。
みんな来たらひっつみ食べてくれました。





芳崎さんが2回目の本番に滑り込んできてくれまして、
打ち上げの時に、

「今回の上演は、まだ何も言えない、喋れない、というのがすごく伝わった」

そうなのです。
よしざきさん。
今年の彩雲のプランはまさしくそれでした。
去年、仙台の役者さんとよしざきさんの作品を創った時に、
私が感じ取り、受け取ったものでした。
仙台のまだ若い、本当に若い役者の子の言葉が残ったからでした。
どうして、もう4年だと言い切れるのだろうか。
まだ、ともがいているのだ。
まだ、とあがいているのだ。

毎年、同じ試みを3月21日にいたします。
新作もあれば、毎年同じ作品もあるけれど
「彩雲リーディング」という試みは、毎年同じ。
いつも新しく、
常に新しく、
と追いかけられ続ける劇作からは少し違うところで作品を創るのが彩雲だと考える。
10年続ければ何かもっと見えてくるだろうか。


写真はギター担当の近野くん。
ののさんの同級生。
ケンオン部の部長さん。
「誰か、ギター出来る知り合いおらん?」
という私のむちゃブリに、

「おる!」

と、ののさんが連れてきてくれました。
お芝居のことは何も知らないのに、初対面でいきなりなのに、
近野くんのアメージンググレイスは沁みました。
毎年皆勤賞で来てギターを弾いてくれます。
1年に1回だけの、お芝居に触れる日。
そうして、近野くんはもう、

「ああ、そう、そこに音が欲しかった!」

という絶妙な間で音をくれるのです。
1年目の時は、
キッカケ
という、タイミングだけのことを説明していたのに、
今年は、このお話の流れなら、こういう音がここに必要、
と突っ込んできてくれるのです。
セッションやなぁ、と思います。

長く、長く、続けていくことの変化と変わらないこと。
やり続けるために、たくさんの皆さんの力を貸してもらっています。
私は本当に感謝しなければならない。
ありがとうございます。

では皆様、
来年もお時間ありましたら3月21日には彩雲リーディングを観に来てくださいませ。



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