白菜を見てしもうた!

いろいろ切羽詰まっているくせに!
背水の陣なのに!
パソコンか本にばっかり向かっていてはいかんと!
白菜を見てしもうた!
翡翠の白菜!
九州には角煮が上陸するとか!
何が面白かったかというと!

白菜に群がる無数の人々が真剣に見ていたことだすわ!
笑っちゃいかんが、わろてしまうわ!

この白菜作った人、ギャグやったんちゃうかと思うが真実はどうか分からないのですが、
嫁入りするお姫様に純潔と多産を祈って嫁入り道具として持たせたとか。
細かい細工とか、そりゃ素晴らしいのだが、
会場では、

人々は口々に、ハクサイ、ハクサイ、言うてたのでございますよ。
あんなにハクサイ、ハクサイ、言う人ごみが他にあるのだろうか!

お土産売り場では、

「白菜、もう一個買おう」
「白菜、いくつ買った?」
「白菜、売り切れ?」

と、またハクサイ、ハクサイが飛び交う。
ニヤニヤしているワタクシ。
ワタクシには、芸術品を愛でる心がないのだろうかと落ち込んで帰宅したのでございます。
しかし、白菜付きのボールペンが売り切れでがっかりしたワタクシも、
またハクサイに魅了されたひとりでございましょうな。

さて、打ち合わせに行ってまいります。

コメント