いくつになった・・・?

『ブラウンノイズ』のなかで、中村さんの台本の中にそんなセリフが出てきます。

「いくつになった?」
「しじゅうです」

そのセリフの通りに。

ぎぞうさん、本日がお誕生日です!
ののさんからLINEが入りまして、
どうやら誕生日らしいと・・・

ケーキやな・・・
「ネームプレートにお名前は?」
と不二家のおねえちゃんに聞かれ、

「ぎ、ぎぞう」

と答えた自分が笑えました。


 「俺、こんなん初めて」

しじゅうで、初めてサプライズを受ける石塚さま。
ネームプレートのチョコをちびっ子たちと仲良くワケワケする石塚さん。
うれしさのあまり、瞳孔開き気味でございます。


そのうれしがりように、
ケーキを用意したはずのワタクシたちが思わず。
引いている。
 
 
誕生日・・・?
 
ハッ・・・
 
とか、思っていた青い時代のワタクシは。
まだ“誕生する”ことの意味を、
考えていなかったようでございます。
今回、このリーディング公演をして、本当に不思議なのは、
観てくださった方々が、
自分の赤ちゃんの頃のコト、
または、自分が赤ちゃんを産んだ時のことなどをお話してくれることです。
普段なら、きっと聞けないことなのです。
 
未熟児だったんだ、とか。
 
この子、体重増えなかったんです、とか。
 
それを聞くと、あらためて思うのですよ。
 
誰もが、お腹のなかでぐるぐるしていたのだ。
アタリマエなのに。
よう、ここまで皆さん、大きくなって、
 
とcan tutkuに来てくださったお客様を見て思うのです。
 
観に来てくださったみなさま、本当にありがとうございます。
 
そして明日も本番がございます。
明日は明日の空気と体と声で、
『ブラウンノイズ』いたしましょう。
 
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