青年団リンクRoMT第4回公演『ここからは山がみえる』

観劇いたしまして、感激いたしましたことよ!

※印に、

大変強い性的表現とか、暴力表現という注意書きがありますが、
気になりません。
なぜだろうか。
それは私が思うに、主人公アダムが愛すべきヘタレだからだと思うのですよ。
お芝居を観ている、ではなく、
アダムの告白を聞いているみたい。
それはあまりにもリアルに感じる。
生身をひしひしと感じる。
とても不思議な体験でございまして、
“生身”を突き詰めると、
目の前で動いているそれはまるで映像のように見える瞬間がありました。
突き詰めた末に見えた幻影のような。
3時間なんてあっという間で。

14、15才のころの、
小さな失敗や大きな失敗や、隠したいことや、ひけらかしたいこと。
アダムが特別なナニかではない。
誰にでもある、大きな過去、小さな過去、過ぎた時間。
やんちゃな日々。
うつむいた日々。
振り返って思い返せば、ため息で吹き飛ばせそうなコトガラも、
その頃の自分にとってはオオゴト。
コントロールできないエネルギーに振り回された少年の日々。
それを目の当たりにするのでございます。

お時間ある方はぜひ!
2013年6月14日(金)~15日(土) 大阪@カフェ+ギャラリー can tutku
【ご予約受付中!】
青年団 tel. 03-3469-9107(12:00~20:00)
オンライン予約 http://bit.ly/178eMbm
※「参加する」を押しただけではご予約になりません。
上記のいずれかの方法でご予約ください。

青年団リンクRoMT第4回公演
『ここからは山がみえる』
YOU CAN SEE THE HILLS
戯曲:マシュー・ダンスター 翻訳:近藤強
演出:田野邦彦 出演:太田宏
制作:森忠治(トライポッド)、RoMT
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
総合プロデューサー:平田オリザ
ー上演時間、3時間30分。出演者、1人。
1980年代。イギリス北西部ペナイン山脈の麓の小さな町に生きる、一人の少年・アダムが、10代を颯爽と駆け抜けながら少しづつ"大人"へと成長していく過程を、繊細かつシャープな描写で赤裸々に、そしてリアルに描く青春白書。2011年3月の上演以来、待望の再演!
*この作品は、大変強い性的描写、暴力表現などが含まれます。
【公演日程】2013年6月14日(金)~15日(土)
開演時間
6月
14(金)19:30
15(土)14:00
*受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前
【会場】カフェ+ギャラリー can tutku
〒557-0034 大阪市西成区松1-1-8 出口ビル1F
大阪市営地下鉄四つ橋線「花園町駅」4番出口より南へ徒歩3分
【料金】
予約・当日ともに 一般=3,000円
ユース(25歳以下)・シニア(60歳以上)=1,500円
高校生以下=1,000円
日時指定・全席自由・整理番号付
*未就学児童はご入場いただけません
*ユース・シニア・高校生以下の皆さまは当日受付にて年齢の証明できるものをご提示ください。
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青年団リンクRoMT
青年団演出部に所属する田野邦彦が2005年に結成。以後、数年に一度の緩やかなペースで活動を続ける。2010年8月の第3回公演において、マシュー・ダンスターの『ここからは山がみえる』を日本初演。上演時間が3時間にも及ぶという、一人芝居としては異例のスケールだけでなく、その赤裸々な表現描写、観客とのコンタクトを常時保って直接語りかける独自の演技スタイル、シンプルかつスタイリッシュな演出などによって、大きな話題をさらった。
▶go to RoMT Web : http://romt.org/

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