無事、彩雲リーディングは終了いたしました。
いえ、無事と言っていいのかどうか。
いえいえ、無事です。
いえいえいえ。
お昼公演の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
本番が始まったしょっぱなに。
プロジェクターがトラブリました。
もう、こんなのハジメテ。
始まりの、始まりの字幕が、
字幕が映らないわ!!!!!
ああ!!
神様!!
幕が開いたらもう引き返せない。
それが芝居の鉄則。
ワタクシ引き返しました。
暗闇の中でスタッフさんたちに「やりなおします」と告げ
「すみません。機械が故障でトラブリました」
というわけのわからない日本語を言うほど焦りました。
皆様、本当に申し訳ございません。
だけど動じずにもう一度始めてくれた役者さんたちに感謝です。
お芝居は本当にとてもとても素敵なものになったと思います。
役者さんたちと作家さんたちのおかげです。
観に来てくださった観客の皆様に感謝です。
一年が経って、もう次の一年が始まって、どんどん時間が過ぎて
「あった出来事を忘れる」ことが怖いわけではない。
「あった出来事について、“考えること” を忘れる」ことが怖いのだ。
人は「忘れる」けれど、そのかわり、人は「考える」ことをする。
「考える」ことは必ず次の行動になる。
と、ワタクシは考えております。
彩雲リーディング
3月20日(祝・火)
動員63人
全ての収入 ¥91800
せんだい舞台芸術復興支援センターへ寄付いたします。
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