さてさて、続きまして✨
本とごはんのフェスティバル2026~心とからだに美味しい栄養を~のふりかえりを✨
こちらは都城市総合文化ホールさん主催のイベントでございます。
チラシにはこう書かれております。
都城市内の名店で、ゆったりと食事を愉しんでいただいたあとは、生演奏を聴きながら、全国各地の俳優による文学作品の朗読を存分に味わってください。
なんて素敵企画でございましょう!
こちらのお話をいただいたのは、北九州の劇団、飛ぶ劇場の俳優の寺田剛史くんから。
ひぐち、豊橋市民病院で入院している時でした。
この企画は、都城市総合文化ホールさん主催なのですが、コーディネーターというか担当というかボスというか、宮崎のこふく劇場の永山さんがまとめてくださっておりますの。まず俳優に声をかけて、その俳優が座組を作るスタイル。それ、とってもいいなぁと思います。
寺田つよぽんが服部はちこさんに声をかけて、そして2人が相談して、ひぐに声をかけてくださいました! なんとー!! とってもうれしいです。本当にありがとうございます。
わ、私を選んでくれるなんて、2人とも、か、変わってる……
本当にありがとう。めちゃんこうれしい。
俳優さんに声をかけてもらうって、とてもとてもありがたいことです。
文学作品の朗読でございまして、俳優のお2人が作品を決定しました。
西加奈子さんの『孫係』
rouganが進んでいるひぐちは、「まごがかり」と読むはずのこのタイトルを、
何度も「まごまご」と読んでしまって落ち込んだ。
がっ!!
ある程度の年齢の人々はみんなこの罠にハマっていると宮崎で知り、なんだかホッとする。
『楽屋』の本番が9月22日、23日で、こちらの企画の本番が、10月2日。
OH! とってもタイト!!
さてお稽古をどうするかという相談から始まりました。
ひぐは授業があるので大阪。
はちこさんは東京。
つよぽんは北九州。
今の時代、オンラインでいくらでもお稽古できるけれど、それは選びませんでした。
「数日間で、直接対面で創り上げる」と決めました。
てなわけで、大阪の芸術創造館にて、2日間のお稽古。
集中した2日間。短い期間だけれど何にも省略せずに、とことん稽古。
宮崎在住の音楽家、坂本陽太さんだけはzoom参加となりましたが、
まずは俳優たちで物語を立ち上げることが先決かなと。
つよぽんは劇団Ugly duckling時代に客演に出てもらっておりました。
ひぐち、がっつり共演しているのですが、劇団の時の感情とか、俳優をやっていた時の記憶はほとんど残っておりません。俯瞰している記憶は明確にあるのだけど、自分の実感が全く伴わない。誰か他の人の記憶があるみたいな感じ。書けば書くほどやばいじゃないか。。。
たぶん、あんまり意識的に生きていなかったからだと思います。
冗談じゃなくて、まぢで。
どうして今ここに自分がいるのか。
どうして演劇をしているのか。
どうして俳優をしているのか。
今、言ったこれは自分にとってどんな意味を持つのか。
とっさに返した、あの言葉は、本当は自分は何を思って言ったのか。
なんて、何も考えてなくて、反射で生きていた時代でした。
ただの神経反射の連続。
だからつよぽんのことを知っているはずなのに、全然知らない。
なんとなくぼんやりと「うまい人だなぁ」と思っていた。
いや、思っていたのか?
周りが「うまい」と言うからオートマチックに「うまい人」と言っていただけかもしれない。
意識がぼんやりしていた私はぼんやりとしか考えていなかった。
風景もぼんやりしていた。
ピントが合っていないカメラみたい。
けれど今はとてもよくわかる。
ピントがバチくそ合ってるカメラになりましたゆえ。
彼は決して説明が「うまい」のではない。
そしてそれは私にとっての「うまい」でもない。
その登場人物の内面の震えを感じられることを、今の私は「うまい」と思う。
セリフの意味を説明なんてしない。
この言葉を、この登場人物がどんな内面を持って発しているのか。
書かれていない余白を、彼は感じ取っている。
「こういう考えを持ってトライしてみて」
と、いつもはしないような方法を提案すると、それに一切、抵抗せずに試みる。
今まで出会ってきた尊敬する年上の俳優さんたちと同じように。
本当に信念を持って続けている俳優は、
そんなところで抵抗しないのだなぁとつくづく納得、感心する。
女優Cとはうってかわって、服部はちこさんは12歳の少女すみれを読む。
「てらっちを見ると、やばい」
と、言う。
心が動きすぎるのだ。
それは彼女が12歳の少女の心をうちに持っているからだなと思った。
彼が登場人物そのものでそこに存在するから、はちこさんもまた、そのもので存在する。
大人は心が固まっている。
私はもともと心が動きにくい人間だから、俳優たちの心が動く瞬間を見て、ようやっと自分の心も動いているのだと認識できる鈍さがある。
だから動いたのなら乗っかっていいと思った。
この企画は、心を動かすためのものだ。
美味しいご飯を食べる。
身体的に働きかけて、心を動かす。
「美味しい!」って言えるのは、心動かないと言えないもの。
ご飯の後に、朗読を見て聞いて、また心を動かす。
栄養をたくさん摂る企画なのだ。
だから、思う存分動いていい。
ふたりがちゃんと、12歳の少女とその祖父に見えた。
この企画のさらに素敵なことは、地元の音楽家さんとコラボをするところ!
我らのチームにはウッドベースの坂元陽太さんこと、よーよーさんが参戦してくださいました。この企画には毎年参加をされているよーよーさん。俳優ふたりの呼吸をキャッチして、今この瞬間のベストな音を奏でる。
なんで、こんなに呼吸が合うのかしらと不思議に思った。
そうだ……!
彼はジャズベーシスト!
セッションの人!
呼吸の人、間合いの人!
俳優がもう一人いる感じ!
朗読をする場所。
そしてランチの内容。
しいたけのランチ。
しいたけって、本当に美味しい。とっても肉厚。
美味しいって素晴らしい。
カフェの後ろにはしいたけ工場があります。
もともとは、工場の従業員さんの休む場所として作ったとか。
それがめちゃんこ素敵なカフェになり、ここのしいたけ料理を食べるために、
いろんなところからお客さんがやってくるお店になりました。
山の中にあるのにお客さんいっぱい。
素敵すぎて、ひぐ、一度、「ずでぎ」と目一杯叫びました。
テーブルの上のランプは「こんなランプ、ありませんか……」と投げかけると、
都城市総合文化ホールのスタッフさんが探してくださいました。
舞台の照明も、スタッフさんが仕込んでくださって、たくさん無理を言うたのですが、
とことんそれを実現してくださいました。
す、す、すごいです、都城市総合文化ホール!
こんなに素敵にしていったのは✨
会えたことがとてもとてもうれしいです。
なんと言いましょうか。
守るものがあるから優しくて厳しい。
義勇任侠、誠心誠意、不撓不屈、そんな四文字熟語が似合う人。
三股にも行ってみたいなぁ。
無事に本番を終えまして、一安心。ふう。
市民の皆さんのリーディングと、参加俳優たちによるセッションリーディングを観るために、最終日まで残りました。 3日と4日は自分の仕事をホテルでやるかぁと思っていたら、よーよーさんが都城のおすすめご飯と素敵スポットに連れていってくださいました。
「仕事があるから……」
とワーカーホリックに引っ込みそうになったひぐでございましたが、行ってよかった。
ありがとう、よーよーさん。
そう……ひぐはクリエイションが終わるとすぐに引っ込みがちなのであります。。。
こんな光差すって、まぢですか。
おすすめのトマトスープラーメンを食べ、
なんとホテルに帰ったら、仕事がとても捗り、無事に終えることができました。
キッチンカーがたくさん!
リーディングを一番前の席で観劇し、片付け始めた場所でもまだなお食べ始める。
「楽しんでるなぁ」とつよぽんに感心されて、なんだかうれしい。
あたい、楽しめてる……!!
とてもとても豊かな都城でした。
ホールの皆さんが本当に素晴らしかった。
すごい劇場だなぁ。
都城市総合文化ホール、略してMJホール。
マイケルジャクソンかみうらじゅん以外でもMJがあった!
MJってだいたい、偉大なのよのさ。
観にきてくださった皆様、MJホールの皆さん、永山さん、森の駅NATUOさん、よーよーさん、はちこさん、そして誘ってくれたつよぽん、ありがとうございました。心から。
5日は、よーよーさんが空港まで送ってくださいました。
またこのチームで創作ができますように✨

















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