『ムゲンとカギリ〜弟子にしてくださいの巻〜』無事に終了しました✨振り返りと俳優紹介✨

 『ムゲンとカギリ〜弟子にしてくださいの巻〜』無事に終了しました!!

観にきてくださった皆様✨
チェリヴァホールの皆様✨
桜むすびさん、お隣さん、ああもう、とにかく雲南のみなさまー!!
おせわになりました。
ありがとうございます!!
 
読んで創って楽しもう実行委員会の公演はですね、公演だけではないのです。 
公演までの間に、ワークショップがあります。
今年は、朗読を聴いてそのあとでゴミの猫を作ろう!
という工作ワークショップでした。
作った猫と一緒に観劇しに来てくれたキッズたちぃ、ありがとう🐈‍⬛ 
受付には塗り絵コーナーを設置。
ふくぶちょさん、かわいいイラスト、ありがとうございます。 
塗り絵ってすごい。。。
キッズたちは没頭していた。。。
工作ワークショップも2時間近く没頭していた。。。
止まらない創作意欲よ🐈‍⬛
 
昨年は1週間くらいしか滞在できませんでしたが、今年はがっつり滞在できました!
雲南の皆様、本当にありがとうございます。 
 
今回はですね、カギリ不在でございましたが、 
次回はきっと帰ってくると思いますのでね、一体、どんな巻になるでしょうか!
お楽しみにー!!
 
そんで俳優紹介でございます🐈‍⬛
 
一番最初はもちろん背負い劇場屋の大原志保子さん
え、かっこよ。 
 
雲南の小さな巨人。
今年もブイブイ稽古をして、グイグイ照明仕込んで、 パンフもチラシもチケットも作っていました。朝から怒涛の仕込み、そしてさほど休憩することなく場当たりして、ゲネに突入。
とうとう、「どうして大原さんはそんなに元気なんですか」と聞かれる。
 
「え、元気だから……」と普通に答えていた。

大原さんは気概がある。
ぶんばる力が半端ないのだ。
身体はとても小さいのに、舞台全部を掌握する。  
器が広いが、かといって、ただ優しいわけではない。
厳しさのある俳優だから。 
共演者は大原の大海原にきっとビビる。
そして大原さんはちょっとやそっとじゃ動じない。
だから今回は、
 
「お、大原さん、あのね、背負い劇場屋はね、動じるよ」というワードが飛び交いました。
 
『ムゲンとカギリ』シリーズに出てくる背負い劇場屋は、親子観劇のために考えました。
童話みたいなお話と登場人物。
大原さんは、なんだソリャ、みたいな登場人物を真実にしてくれる俳優。 
やはり雲南の小さな巨人だ。 
 
大原さんと読み聞かせチームを組んでる、ふくしましょうこさん。 
今回は演奏家ビジュという役名。
すべての音楽を、ピアニカひとつで演奏。
大原さんとずっと読み聞かせタッグを組んでいらっしゃるからだと思うのですよ。
俳優の息に合わせてくれはるのです。
息って生きているからそりゃ毎回違う。
それでも、その時、その時の、一瞬一瞬を捉えてくれはるのです。
なかなかの集中力だと思うのですよ。
今回も音楽は大畑先生の曲でございます。
音楽的に、とても難しいんですって。
しょうこさんが、チャリラァと軽やかに演奏しはるので、難しいとは気づかないひぐです。
音楽もとても繊細で優しいのですが、ひぐが驚くのは、
しょうこさんの、舞台上に本当にそこにただ存在している、という美しさに驚くのです。
 
・・・何も足さない、何も引かない・・・
 
というキャッチフレーズのCMが昔あったなぁと思い出す。
物語と切り離されておらず、空間に一緒にいるという感覚がとても心地いい。
それってすげぇ才能だと思うのです。 
 
もう大原さんの次に先輩になってしまった、いたがき。ちゃん。
今回は少女リアルという役でした。
いつだったか。
「いたがき。ちゃんは、もう引っ張っていく側だね」と言った時に、
明確にくっきりはっきり、「いやだ!」と叫んでおりましたが。
めちゃくちゃ引っ張っておりました。 
見事にパイセンになっておりました。 
『あらわれるげきじょう』という作品で、2年連続で大原さんとがっつりの二人芝居。
成長しないわけがないのです。
いたがき。ちゃんは確実に、大原さんの俳優スイッチを押しにくる。
 
「リアル、嫌いなんすよねー」と言いながら、
 
リアルの人生を毎回毎回、試みる。 
いたがき。ちゃんが面白いのは、嘘がないから。
そして嘘の時は、「嘘です」と隠さない。
潔い俳優なのだ。
嘘がない時、嘘がないままに戯曲以上の展開を魅せてくる。
彼女はその瞬間を、ちゃんと生きている。 
 
ムゲンの猫の魂、石原加弥子ちゃん。 
昨年の時点で、まさか猫を持たされるとは思ってなかったと思う・・・
(HOMETOWNの大原さんはツバメを背負わされていた)
しかしやはりこのペットボトルのムゲンちゃんは、キッズたちに絶大な人気を誇った。 
 
かやちゃんは今回の座組で最年少。
相手は大原志保子だ。
ひぐがかやちゃんの年齢で大原級の相棒なんてちびりそう。
きっとすごく緊張したと思う・・・と思いきや、
ビビりながらも喰らいつく気の強さが見えてなんだかうれしくなった。
こういうのいいなぁって思う。 
 
課題はたくさんあるけれど、そのうちの一つはとても明確。
舞台の体力を培うこと。
体を作ること。
自分で自分の体を意識すること。 
日常の体力と、舞台上の体力って、ちょっと違う。
上演時間を走り切れる体。
今回、悔しいなぁと思ったことの半分は、体を作ることで乗り越えられると思う。
とてもとても可能性が見えた。

リアル一家の兄、橘政晴さん。
今回、初登場でございます!
よっ! 橘屋!
和菓子、美味しいです。
政晴さんは、高倉健のよう。
「自分、不器用ですから」のセリフを言ってちゃんと似合う。 
※言ってません。ただのひぐの妄想です。 
たぶん92パーセントは優しさで出来ていると思う。
初めて参加でたくさん戸惑ったと思うのですが、
じっとぐっと取り組んでくださいますの。 
そして稽古もだいぶ後半に、我らは気づいたのだ。

……あ……男性、一人きりだった……

居ずらいですよね。。。。
きっと気を使わせてしまっていたのだろう。
す、すまぬ。

佇まいにオリジナリティがある、というのだろうか。
そこにいる、その人そのもの、なのだ。 
ぐっと黙って、リアルを見る兄そのものだった。 

そしてぶっ込んでくるいたがき。ちゃん相手に、政晴さんが、いろんな制約を取っ払って、
「今この瞬間」を乗りこなした時、観ていてとてもワクッとした。

人形師の橘奈未さん。
みけらんさんも、今回初登場。
人形師という登場人物。
背負い劇場屋と対になるような人物です。
人形師の工房は自転車。
自然の草で装飾されているイメージを持ったひぐはせっせと自転車を加工しました。
それが、まぁ、とっても似合う!!!
なんかのアニメから飛び出してきたかもしれないくらい似合う!!
 
みけらんさんの人物造形はとても興味深い。
ある時、「人形師は、劇場屋になれなかったんじゃないかと思った」と呟いた。
なれなかったから人形師になったんじゃないかと。
ひとつ、ひとつ、その人物に確実に近づいていく丁寧さがとても印象的だった。 
小さなレゴを、繊細に積み重ねていく感じに似ている。
小さかったのに気がついたらとっても大きなお城ができていた……!
みたいな驚き。
 
大原さんの背負い劇場屋と、みけらんさんの人形師は、太陽と月みたいだった。
誰か漫画を書いて二次創作して……!! 
と思うくらい、いいペアだなぁ。 
 
リアル一家の母、古瀬恵美さん。
えみちゃん先輩です。
もし雲南で、「楽屋」をやるならえみちゃん先輩が女優Cだと思う、ほどの美貌だ。
ルッキズムがどうのと言われても、美しいものは美しいと私は言いたいの。 
 
母の役は、女であったら胸が痛む。
母側からも、子供側からも。
どの立場でも、リアルの母は悲しい。
愛憎が悲しいのだ。
 
『ムゲンとカギリ』シリーズは、親子観劇を第一に考えておるのです。
が、子どものための、というわけではなく、あくまで「親子観劇」なのです。
だから、子どもだけでなく、親が見るためのものでもあって欲しい。 
 
その母は、観ているあなた自身かもしれない。 
気づく人はもしかしたら少ないかもしれないけれど。 
 
愛憎狂おしい母を演じるのは、とても大変だったと思う。
毎回、家を出る前のリアがぶっ込んでくるその度に、母の反応はリアルだった。
 
みんな、とても味わい深い。
公演をバラシまで終えてまず毎回思うことは、
「大原さん……すげぇバイタリティだ」である。
 
そうです、読んで創って楽しもう実行委員会は、
別名、「大原志保子とその愉快な仲間たち」と私は呼んでいる。
 
2026年、夏、雲南ありがとう。
またお会いしましょーう!!!  

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