始まります。と。終わります。

沖縄でのお稽古が始まりました。
お世話になっているお家でお稽古でございます。
ムーディな灯りはお家だからでございます。
お昼から夜までお稽古。
合宿でございます。 
充実のお稽古でした。
今日も手を合わせて始まって、手を合わせて終わります。
大阪でのお稽古を始める時に、谷ノ上朋美さんが言いました。

「お稽古始める時にですね、お酒とお塩をお供えしましょう」
 
出雲大社の御神酒と、久高島のお塩を持参してくださいました。
 
「今からお稽古を始めます、と、終わりますをね、ちゃんとしたほうがいいと思うので」
 
お参りとは、また別のこと。
毎回のお稽古のこと。
これはお稽古です。
これはお芝居です。
という、始まりと、終わり。
お芝居のなかでは、たくさんの思いが在る。
苦しい思いも在るし、つらい思いも在る。
俳優はその中に身を置く。

はーい、じゃあ稽古しまーす、ということは確かに毎回、言うけれど。
 
手を合わせる。
 
ああ、そうだなぁ。
大事なことだなぁと思いました。
学校の授業でも、「始めます」と礼をして初めて、
「終わります」で、お礼をして終わる。
 
区切り。
節目。 
礼節。

お稽古を始めます。
お稽古を終わります。
今日も充実です。
ありがとうございます。
 
 
なんとワタクシの広い背中よ。
ワールドカップ開催できそうね。


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