セクシュアリティというやつ

『アイデアル』のざっくりストーリーはですね、
カミングアウトする旦那と、
カミングアウトされた妻のお話。

ある日突然、
離婚してほしいと言い出し、それはなぜかと言いますと。

「ぼく、ゲイだから」

台本に妻のセリフでこんなのがありますの。

「いい年してるのに自分のセクシュアリティを分かってないなんて、
大人だったら一度は疑って確認するもんだよ」

ところでセクシュアリティって、
どうやって考えたら良いかといいますと。

体の性、
性的対象、
性自認(心の性)
社会的性、
そして自分にとっての萌えがなんなのか。

これで説明ができるのだと。
なるほどでございますわね。

最近はセレブはカミングアウトしますし、
勝間さんもされておりましたわね。
LGBTの理解が進んでいる。
というのが、昨今の流れ、
ではあるけれど・・・
LだってGだってBだってTだってQだって、
本当に様々なのでございますのよ。
ヘテロセクシュアルだって色々な人がいるんだから当然と言えば当然。
Lってこう、Gってこう、Bってこう、Tってこう、Qってこう、
なんて項目で分けられるわけがない。
女ってこう、男ってこう、と言われたら嫌がるのと同じでございましょ。
でも人の偏った考えはいつまでも根強く、
なかなか消え去るものではないし、
時代はざっくりとしか捉えない、
というか捉えられない。
法律的に男女と同じ措置が取られるようになることはもちろん喜ばしいと思いますし、
コミュニテイで受け入れられれば何よりです。

が、

カミングアウトするのが良いのかどうかって、
本当に当事者、人それぞれ、と思いますわ。
世間や社会や他人はそりゃあ自分の基準で好き勝手に言いますもの。
誰だって自分基準でございます。
だけど、そんなものは横に置きたい。
そんなもんに心乱されたかない。
自分にとって一番大事な人と、
とことん話しあえることが重要なんだ、

と、

それが理想と愛なんじゃないかしら、

と、

思いながら今日もお稽古しております。






『アイデアル』
作・演出 樋口ミユ
詩 谷川俊太郎
出演
井上元晴
大原志保子
朗読
あきふみ

会場・日時
●雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール
2019年7月27日(土)
13:30開場 14:00開演
17:30開場 18:00開演
●三日市ラボ(おっちラボ) 各回20席限定
2019年7月28日(日)
13:30開場 14:00開演
17:30開場 18:00開演

料金
早割 一般1,800円(チケット窓口、メール予約で受付。5/20から6/10まで。)
前売 一般2,000円 高校生以下500円
当日 一般2,500円 高校生以下800円
ペア割 一般2名3,800円(メール予約でのみ受付)

チケット窓口
雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール
島根県雲南市木次町里方55 tel.0854-42-1155

チケットメール予約
劇団ハタチ族 20zoku.post@gmail.com
お名前・電話番号・希望日時・券種・枚数を明記の上、ご連絡ください。

お問い合わせ 劇団ハタチ族
Tel 090-8606-7652 (西藤)
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主催 劇団ハタチ族

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