『楽屋ー流れ去るものはなつかしきー』役者紹介❤️

『楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー』 
今日は朝から仕込みでございます。
俳優チームは録音をいたしました。 
そのあと、ひぐちは仕込まれている舞台をそろっと見つめに行きました。
ああ、ぞわっとする・・・・・・
今回の舞台美術はぞわっといたします。
そうだ。
そうだった。
演劇って、お芝居って、
ぞわっとするものだもの・・・・・・
うっかりすると忘れがち。
人は目に見ることばかりに気をとられる。
光が当たる心の場所があって、
闇が浮かびあがる心の場所がある。
お芝居の怖さを目に見えるようにしてくださったような美術です。
とてもすてき。 
光を見るには、闇が必要だなぁと客席に座って思いました。
このぞわっとする舞台を生きる 役者さん紹介でございます✨

女優A  ののあざみ
役者であり、大阪の芸術創造館の館長さんでもあります。激務に激務を重ねていらっしゃいます。お体ご自愛ください・・・・・・とは言うものの、豊橋にがっつり来てもらっちゃいました。『楽屋』 をするならば、女優Aはののさんにお願いしようととっても早い段階から決めていたのだもの・・・・・・今回も、ぎゅっと短い期間での創作なので、やはりひぐの方法論をとてもよく知っているののさんに、楽屋のヌシとして存在できるだろうなと安心してドカンとお任せいたしますの。
 
女優B  大浦千佳
座・高円寺アカデミーの二期生、同期の千佳ちゃんです。Plant Mの公演、深津さんの戯曲『blue film』にも出演してもらいました。私は千佳ちゃんが悩む姿がとても好きだ。稽古が始まると、「これでええんかな」「なんかちがう」「なんでやろ」「なにがひっかかってるんやろ」と、めちゃくちゃ悩む。その悩みの先に、揺るぎない確信を掴むことを私は知っているから、ああ、もう一段階面白くなるんだなぁと思う。だから好きなのです。

女優C  服部容子
座・高円寺アカデミーの一期生のはっちゃんです。稽古がはじまって、女優Cの孤独な独白のセリフをはっちゃんが初めて言ったとき、私は密かに心が震えた。アカデミーを修了して、10年ちょっと経っていて、はっちゃんにははっちゃんの役者の人生があって、でもきっとそれだけじゃない「蓄積」が、はっちゃんのセリフに乗っかっていたように思えた。はっちゃんの女優Cのセリフを、たくさんの、たくさんの女優たちの集合体みたいに感じたのでした。

女優D 小野里満子
オーディションで縁を結びましたみっちゃんです! 存在がキラキラだ✨それは肉体の若さのキラキラももちろんあるけれど、みっちゃんのキラキラは、考えること、感じ取ること、自分を前進させていくことのキラキラ。いま、なにができるだろうか、なにを考えられるだろうか、目の前で起こるあらゆることに対して、「yes」と答えようとする可能性のキラキラなんだろうと思うのです。え、すごくない? ね、アナタすごくない? と、ひぐはいつも言うのです。

明日から、ぞわっとする舞台でお稽古が始まります❤️

コメント