私たちの劇場は、一本の釘ではじまる

松本雄吉さんの言葉。

「松本雄吉さんを偲ぶ会」に行って参りました。
会場で久しぶりな人々にもお会いしたりして。
いろんな方たちが松本さんのことをお話して。
最後に、劇団員の石本さんのスピーチで終わる。
会場から、「あれやって」「あれ!」といろんな人が言う。
あれです。

思いきり、呼んだ。

「おーーーーーーーーーーーーーーーい」

たった2文字。
なのに全てがあるような気がした。

今年の10月10日に、松本さんの初の著作集が出るそうです。
エッセイ、小説、対談、スケッチ、演出ノート掲載。
言葉は、残そうと思えば、残すことが出来る。
手に取ろうと思えば、手に取れる。
まだ生まれていない誰かが大きくなって、
松本さんを知りたいと思った時に、
形あるものがそこにある。
残す意味は、きっとそれなのだと思うのであります。

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