え! もう!? お衣装がやってまいりました!!

今日は午前中から夕方のお稽古でございます。
たった二人きりのまっこう勝負になればよいと思っております。
体力的にも精神的にもギリギリ、みたいになればと思っております。
限界の向こうが見えると素敵だわ。
さて、お稽古ー!!

と、思っていましたら、衣装のウェンディから、

「出来たので持っていきます!」

という連絡がっ!!!
えっ!? この前の打ち合わせの時にはもう2、3日あとに持ってくるという
予定じゃなかったっけ!?
えっ!? もう!?
凄いわ、凄すぎです!!

そして午後からは原先生再び! でございます!!
なので、お衣装を着ての動きとなりました。
それを見ていると、
これはウェンディと原先生のコラボでもあるんだなと思いました。

ワタクシはやっぱり言葉の生き物だなと思うのであります。
言葉は宇宙だと感じるのと同時に、
それは実は、なんだかものすごい限定や限界を作っているようにも思えるのであります。
そのワタクシの限定してしまったものを、
衣装のウェンディはいつも言葉になる前のなんだかもにゅもにゅしたものに戻してくれて、
それが衣装というカタチになっているように感じるのです。

そんでもって、今回は原先生に動きというか、踊りというか、舞というか、
体のラインというか、これもまた、
ワタクシが限定したものを取っ払ってくれるのであります。
このダンスのために、これまでのふたりのお芝居があるみたいになればいいなと思うのであります。そのために言葉を費やそうと思うのであります。

こんなふうに。
ひとつのテキストに、いろんな人の生き方や美学や信念がブチ込まれることが、
なによりも興奮するのであります。
そういえば、東京の闇友である富岡絵里子、とみさんはこれを「脳みそを混ぜる」と言っていたかしら。



出口さんの外反母趾が悲鳴をあげそうな稽古を終えまして・・・

な、なんとー!!


ワタクシ、お誕生日でございました。
原先生から素敵ラスクをいただきました!
ありがとうございます。

ケーキはいくつになっても美味しいですー!


そうそう。
今回、稽古をしながら決めました。
ワタクシ、出口さん、ののさんは同じ年(学年が一緒)ですので、
「凜然グッドバイ」の再演は3人が還暦になった年にいたします。
60歳の「凜然グッドバイ」はたぶん大きく変わるだろうけれど、
でも、ま、還暦祝いにやろうと思いました。
なので、今回の「凜然グッドバイ」を観ておきますと、
「還暦凜然グッドバイ」を観る楽しみも増えますよー!!

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